「ゴールデンゴールド」は不気味でシュールな通好みの漫画。このマンガがすごい2017

「ゴールデンゴールド」


作者 堀尾 省太 掲載誌 モーニング・ツー(モーニングKC)連載中

こんな人にオススメ

年齢:20代以上 性別:男性
ジャンル:ミステリー・青春
マンガ系統:笑うセールスマン、SOIL

このマンガはすごい2017」でオトコ編5位を獲得した本作。
現時点で2巻まで発売されています(2017年4月)。

物語もそこまで進んでいませんし、今後どうなっていくのか全く先が読めない異色の漫画ですが、今回は「ゴールデンゴールド」の魅力について。

ネタバレは控えていきますので、是非ともご自身で読んで見てください。




知ったか3ポイント

  • 福の神伝説がある寧島で暮らす少女、早坂琉花(中2)は、海辺で奇妙な置物を見つける。

  • ある願いを込めて、山の祠に置いたところ、「フクノカミ」のような異形が現れた。

  • 琉花以外の人には普通の人に見える「フクノカミ」は、島に福をもたらすのか

不気味なストーリーと作画の魅力的ミスマッチ

主人公の琉花は、同級生に恋する中学生なんですが、とてもかわいいです。

キャッチークセのない絵柄のせいか、読者も不気味さを当初気づかないかもしれません。

しかし、次第に日常とはかけ離れていくストーリーのせいで、逆にその不気味さが際立ってきます

これが、例えば劇画タッチだったり、おどろおどろしい作画なら、立派なホラー作品になったのでしょうが、アンバランスな作画のせいでついつい物語の中に引き込まれてしまいます

怖いぞ、怖いぞーと予告する怖さではありませんので、いい意味で裏切ってくれる、そんな面白さがこの作品にはあります。

個人的には、読んでいてカネコ アツシの「SOILを読んだ時の感覚に近いかなと思いました。

ゴールデンゴールドを読みたいけど、なかなか新刊が出ないと嘆いている人は、きっと気に入る作品だと思うので読んで見るといいかも知れません。

まとめ

全く今後の展開が読めない「ゴールデンゴールド」ですが、気長に新刊を待つことにしましょう。

巻数が進んできたら、また改めて記事にしたいと思います。

私の記事は基本ネタバレしないで、魅力を伝えて、自分で読んでほしいというスタイルなので、現状で書けることも少ないというのが本音です。

作者の梶尾省太先生は、「刻刻」というマンガも書いています。

こちらは、私も読んだことがないので、読み次第、記事で紹介させていただくかもしれません。

まだ、未読の方は、是非読んでみてくださいね!


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