週刊少年ジャンプの部数が200万部割れのニュースが入ってきましたね。
日本雑誌協会の発表によるものですが、ピーク時には600万部以上売り上げた王者ジャンプでしたが、その3分の1を下回るものになります。
今回は、少し問題について、私見を書き捨て。
書籍業界の斜陽化
インターネットの普及により、娯楽の多様化が進んでいます。
昔は、娯楽といえばTVや本というのが相場したが、誰でもインターネットができるこの時代、下手なTVを見るくらいならユーチューブを見ますし、下手な本を読むくらいならネットのまとめ記事を読みます。
昔は子供の娯楽の筆頭といえばマンガ、マンガといえばジャンプの構図は出来てましたし、実際面白い漫画もたくさんありました。
北斗の拳、ドラゴンボール、幽遊白書、スラムダンク…。
人口が減っていますし、子供の数も減っている、そういうレベルでもないように思います。
ジャンプがつまらなくなっている?
個人的な意見を言えば、そういうわけでもないと思います。
正直、時期によっては連載陣が物足りないことはありますし、微妙な週もあると思います。でも、現在もワンピース、銀魂などの長寿人気マンガ、約束のネバーランドや鬼滅など、新連載で面白いマンガもあります。
部数の減少だけでいえば、ジャンプが激減しているのではなく、マガジンやサンデーも減っているわけですから、単純に書籍自体の発行部数が全体的に減っているだけでしょうね。
ネットのせい
やっぱりネットの普及が1番の問題かと思います。
その中でも1番の問題が、違法の漫画アップロードのサイトです。
少し前にフリーブックス閉鎖の記事でも書きましたが、マンガを違法にアップロードして、タダで公開しているサイトが残念ながらあります。
本来的には、コンビニでの立ち読みもダメなんですよ?
でも、まあそれは言い過ぎ、厳しすぎで、結局は程度問題だと思うんです。
正直、ジャンプも立ち読みまでとやかく言わないです。
でも、ネットで違法にアップされてみんながそれを読んでしまうような環境になってしまうと、誰も雑誌を買わなくなってしまいます。
なんかいい方法はないですかね。
せめて、この記事読んでいる人くらいは、そういうサイトで読まないように心がけてくれると嬉しいです。
コンビニからジャンプが消える?
表題にも書きましたが、決して大げさではないと思います。
現在も、コンビニ等でジャンプを見かける回数が減ったなどの声があります。
そりゃ全盛期に比べて3分の1になれば、見かける機会も減るでしょう。
毎週買っている人も実際少なくなっていると思います。
しかし、私の考えとしては、
ジャンプはコンビニから無くならない、無くなるとしたらコンビニから全ての雑誌が無くなる時である
ということです。
その場合でも、電子書籍として、ジャンプは残ると思いますけどね。
ジャンプを無くしてはいけない
マンガの優れた価値は、マンガ単体としての価値ももちろんですが、その発展性にあると思います
アニメ化、ドラマ化、映画化、などなど、マンガを原作としたものはたくさんあります。
結局のところ、マンガは娯楽の王様であるのはしばらく変わらないと思うんですよね。
結局ジャンプが面白いよねって、そういう時代がきっとまた来ると思います。
業界のことを消費者があんまり考えることはないと考えています。
面白そうなもの読むだけですから。