実写化される「斉木楠雄のΨ難」キャストは? 病みつきギャグ漫画の感想をネタバレなしで

「斉木楠雄のΨ難」


作者 麻生周一 掲載誌 週刊少年ジャンプ(集英社)連載中

こんな人におススメ
年齢:10代以上 性別:男性
ジャンル:SF、学園、青春、ギャグ
マンガ系統:ぼくのわたしの勇者学、ギャグマンガ日和

ジャンプで時々の不定期掲載、2012年から連載スタートし、ジワジワと人気が出てきてアニメ化を果たし、ついに2017年10月には実写映画化という本作
ギャグマンガが不足している週刊少年ジャンプのギャグ部門を長期にわたって支え続ける本作について今回は紹介していきたいと思います。

知ったか3ポイント

  • 主人公は超能力者の斉木楠雄(高校2年生)
  • 楠雄は自分が超能力者であることを隠して生活している。
  • 楠雄とそれを取り巻く個性的なクラスメイト達の日常を描くギャク漫画




ジャンプの縁の下の力持ち

ワンピースやハンターハンター、ナルト、ブリーチなどのジャンプの主力漫画の影で、堂々の長期連載をしている本作。
次々に看板漫画が完結している中、地味に長期連載を続けています。
連載前に、何度も読み切りがジャンプに掲載されるという異例の漫画ではありましたが、いざ連載が開始されたら中々終わらないという不思議な魅力。

基本的に、主人公の楠雄のセリフがなく(テレパシーで意思疎通はできる)、楠雄がストーリーテラーとして劇中のキャラ達にツッコミを入れていく形式。

楠雄自身が一番ギャグみたいな中で、登場人物を自身の価値観で突っ込んでいくスタイルは、なぜか飽きがこない。なぜだ。



魅力的なキャラ

たくさんの個性的なキャラが出てくる本作。
ギャグマンガって、新キャラ出すと話がとっちらかってしまって、訳のわからない状態になっちゃうことが多い気がするのですが、この作品はキャラがしっかりと生きているような気がします。
今回は、主力と言える3人のキャラクターについて紹介していきたいと思います。

念堂力

金髪で、モヒカンで、ツーブロックで、凶悪な顔面をしている。
凶暴な不良のようで、クラスの人間からは嫌われているが、実は頭の中が空っぽなだけで、ハムスターを飼うなど生き物好きな一面を持ち合わせている。
楠雄のことを「相棒」と呼ぶ。
楠雄は人の思考を読む超能力を持っているが、なぜか念堂の考えだけは読めず、ある意味で自分にとってもっとも危険な人物だと思っている。

海堂瞬

髪色は水色。中二病で腕には包帯を巻いており、「悪の組織ダークリユニオンと戦う漆黒の翼」と名乗っている。
繊細で気弱だが、心優しい一面を持っている。友達がおらず、楠雄と仲良くなりたくて常に付きまとうのだが楠雄に仲良くしようという気はない。
念堂とは犬猿の仲であるが、実はとても気が合う。

照橋心美

学校1の美少女であり、みんなの憧れの的。
その類まれなる美貌で周囲の人間を虜にする。
謙虚な振りをするが、自分が美少女であることを自分で十分にわかっている。
しかし、相手の心を読むことができる楠雄にはその内面が全て筒抜けである。
自分を特別扱いしない楠雄に対し、なんとか自分の魅力を分からせようと意地になっているうちに、楠雄のことが気になって仕方がなくなっていく。

まさかの実写映画化

漫画原作の実写映画が多いとは言え、この作品を実写化するのは…と思いましたが、実写キャストを見る限り見逃せなさそうな作品になりそうです。

主人公の斉木楠雄には、若手人気NO1の山崎賢人さん、念堂に新井浩文さん、照橋さんに橋本環奈さんという豪華キャスト(さすがジャンプ)

因みに監督は、福田雄一監督。「勇者ヨシヒコ」の監督で、実写版「聖おにいさん」の監督をすることも決定しています。

橋本環奈さんは、実写版の銀魂にも出ていますし、女優としての今後の活躍に目は離せないところですね。
1000年に1人の美少女ですから、確かにジャンプとかのヒロインにはもってこいの人かもしれません。
漫画のヒロインってその世界で1番かわいいって設定がほとんどですからね。

まとめ

ジャンプの大人気漫画!というと、少し語弊があります。
でも根強い人気に支えられている漫画です。
ぶっちゃけ私もすごい好きです。

アニメも面白かったですし、実写映画にも期待が持てます。
すごいブームになるかといえば、ならないと思います(←失礼)

でも、ギャグマンガとしては1級品ですし、折り紙つきの面白さですからぜひ読んでみてください。

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