「マザリアン」
作者 岡田 索雲 掲載誌 漫画アクション(アクションコミックス)連載中
こんな人におススメ
年齢:10代以上 性別:男女共に
ジャンル:ブラックコメディ
マンガ系統:ヒメノアール
新時代の面白マンガとして私が推したい1作です。
コメディ…なのか、とも思いますが、どうも違った方向に進んでいきそうな…。
平成29年5月27日に、第2巻が発売されたマザリアン。
マザリアン(2) (アクションコミックス)
今回は若干のネタバレしますので勘弁してください。
読み手の楽しみをとるほどまでのネタバレはしませんので。
あらすじ3ポイント
- あらゆるものが融合してしまう「ひずみ」が発生して10年
- 主人公の高校生、木屋俊郎は、不良相手に大暴れを繰り返す男の子。もう1方の主人公(ヒロイン?)野々宮桃子は進学校で陰湿ないじめにあっている女子高生。
- 二人の目の前にひずみが現れた
ひずみって何?
生物、無機物問わずに、なんでも融合させてしまうのが「ひずみ」。
この中に入ってしまうと、人間だろうが動物だろうが、フライパンだろうが融合させられてしまう。
ここで、ちょっとネタバレしてしまうが、表紙の猫人間は、主人公の木屋と、猫がひずみによって融合してしまった姿です。
ひずみの被害に合っているのは木屋だけではなく、たくさんの人が融合者として日常生活を送っている、そんな世界が舞台です。
どんなマンガ?
序盤、ギャグテイスト満載ですので、日常系ギャグマンガなのかと思って読み始めました。
しかし、徐々にブラックな面も見えてきています。
思ったより、闇が深そう…。そんな空気がビンビンきてます。
私は単行本にして1万冊は読んでいるでしょうが、ヒットするんじゃないかというセンサーが来てます。
というかこれは間違いなくヒットします(今後の展開によりますが)
怖さがある
ギャグテイストと言いましたが、言い知れぬ怖さもあるんです。
ひずみで融合してしまった人は、元には戻れないのですが、木屋はもとに戻る方法を探すわけです。
因みに、木屋が混ざってしまった猫は、桃子の猫ですが、どうも桃子も…。
その辺は作品を読んで自分で確かめてみて下さい。
キャッチーでかわいらしい絵に騙されちゃいけませんよ。
激面白いです。
マザリアン(1) (アクションコミックス)