10巻完結の漫画「ハチミツとクローバー」は、男性も読んでほしいオススメ恋愛漫画 ネタバレ無しで感想

「ハチミツとクローバー」


作者 羽海野チカ 掲載誌 ヤングユー等(集英社等)全10巻

こんな人におススメ

年齢:10代以上 性別:女性

ジャンル:青春、恋愛

マンガ系統:ORANGE、3月のライオン

3月のライオンの作者が描く美大生の青春恋愛活劇

アニメ化、ドラマ化もされた本作。連載終了後も色あせないその魅力をネタバレ無しで。

3ポイントであらすじ

  • 舞台は、東京の美術大
  • 主人公の竹本は、同じアパートで、真山、森田と生活していた。
  • 恋愛に不器用なキャラクター達が、自分の進路や、恋に悩みながら青春を謳歌する。




波乱万丈な連載

連載は決して順風満帆なものではありませんでした。

内容が波乱万丈ということではなく、連載の経緯が波乱万丈

もともと、「CUTiE Comic」で、2000年6月号から2001年7月号に掲載され、単行本も1巻が発売されたが、同誌の休刊してしまいます。

そこで、作者が本作品を「ヤングユー」(集英社)へ持ち込んだことで、2001年11月号より連載が再開され、その後、『ヤングユー』も2005年11月号をもって休刊したため、「コーラス」(集英社)に変わったが、2006年7月28日発売号もって最終回を迎えました。

その作品にどれだけ魅力があっても、掲載雑誌が休刊、廃刊されてしまえば、その発表の機会を失われてしまいます。

実際に掲載誌が休刊し、連載が終了してしまうことはあります。

ハチミツとクローバーも相次ぐ掲載誌の休刊に見舞われたのですが、その都度、掲載誌を渡り歩き、結果的にアニメ化、実写映画化も果たす大ヒット作品として認知されるようになりました。

これは簡単なことではありません。

内容が面白いマンガだからこそ、掲載雑誌を転々としても、人気であり続けたんでしょうね

そう考えると、週刊少年ジャンプとかに連載するってのは、すごいことですよね。

もちろん競争は激しいですが、休刊なんて自体はあり得ないんですから。

男も楽しめる恋愛漫画

いわゆる脳みそお花畑の少女マンガとは一線を画します。

美大生が自分の作品についてや、進路についても悩んだり

大学生活の一場面として、恋愛があるという扱いですので、リアリティがありますし、男性も楽しんで読むことが出来ると思います。

そもそも主人公は男ですので、そういった点でも入りやすいのではないでしょう。



原作愛が感じられるメディアミックス

本作は、アニメ化、実写映画化がされました。

アニメは、ノイタミナで放送されましたが、原作雰囲気そのままのすごい良作。

主題歌はYUKIさんが担当されて、それもまたいい…。

映画は嵐の櫻井翔さんが主演でされてましたが、恋愛色強めで、こちらも大変人気でした。

まとめ

3月のライオンは現在も大ヒットしていますが、正直負けず劣らずの面白さです。

10巻という丁度いい読み切り具合で是非未読の方は読んで見てください。


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