「アイアムアヒーロー」
作者 花沢 健吾 掲載誌 ビックコミックスピリッツ(小学館)22巻完結
こんな人におススメ
年齢:20代以上 性別:男女共に
ジャンル:サスペンスホラー
マンガ系統:寄生獣、殺し屋1
知ったか3ポイント
- 主人公は、売れない漫画家の鈴木英雄(35歳、趣味クレー射撃)
- 芽の出ない漫画家生活を続けていた中、ゾンビ(ZQN)になってしまう謎の感染症が流行する。
- 失われた日常の中で、英雄は「ヒーロー」になることができるのか
堂々完結のZQNパニック
連載開始からおよそ8年。実写映画化まで果たしたアイアムアヒーローでしたが、とうとうエンディングを迎えましたね。
当サイトでは、できれば自分で読んでほしいという想いから、ネタバレは控えめです。花沢先生は、中年男性が主人公の漫画が多くて、いつもの感じなのかなーと当時読んでいましたが、1巻の終わりの衝撃は今も忘れられません。
ゾンビやちょっとグロ目の部分に話題は行きがちですが、徐々に頼りがいが出てくる35歳のおじさんの成長の物語という所が私のオススメポイントです。
ゾンビ作品での唯一の成功作
実写映画化もした「アイアムアヒーロー」ですが、国内唯一の成功作といわれているようですね。
ゾンビ映画は海外が本場ですし、日本ではあまりありませんものね。
あってもB級作品。しかし、本作はそういったB級作品とは一線を画します。
噛まれたゾンビに、ショッピングモールなどのお約束は踏襲しつつ、見事なサスペンスホラー作品になっています。
主演の大泉洋さんが鈴木英雄役でしたが、はまり役でしたね。
同じ花沢作品の「ボーイズ・オン・ザ・ラン」の主演の銀杏BOYZの峯田さんもすごかったですが、大泉洋さんも負けず劣らずだと思います。
おっと、少し映画に話がそれてしまいましたね。
まとめ
数々の良作を生み出し続けている花沢先生ですが、この作品で知名度がグンとあがりましたね。
次回作にも期待ですね!
[まとめ買い] アイアムアヒーロー(ビッグコミックス)